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ロレックス Ref.69078G cal.2135 オーバーホール

文字盤リダンと新品仕上げ

リューズ操作が出来なくなったとのことでメンテナンスの依頼があったのですが、想像をはるかに超える状態でした。

機械全体が錆びてしまっていました。ここまで錆びていると錆を落としてというレベルではありませんので、修理方法としては機械一式交換しかありません。

文字盤もレターが溶けてしまって酷い状態です。

文字盤下もこのようになっていました。機械一式交換ですのでメーカーメンテナンスをお勧めしたのですが、メーカーに断られてしまったそうです。メーカーに断られてしまった時計の修理はこの実例のように結構大変です。

機械一式を入手しないとならないのですが通常は入手出来ませんのでオークションサイトに頼ることになります。ただ機械単体で出品されているものはほとんどジャンク扱いの上、落札価格も十数万円と高額ですので入手する際は非常にリスキーです。

高額で入手したにも関わらずさらに修理が必要である可能性があるので、普通の修理業者はこの手の修理は受けません。

機械を入手しました。巻き芯も付いていない状態で動作確認が出来ないジャンク扱いでしたが、ローター芯は問題なく油が切れているにも関わらずテンプがある程度振れていたので問題ありません。

オーバーホールをした機械は振りも出ていてかなりいい感じです。

酷い状態だった文字盤はリダンしました。文字盤リダンは賛否両論あるのですが、今回はそもそもメーカーメンテナンスを受けられないので問題はないかと思います。

外装一式は新品仕上げをしました。

針が傷んでいなかったのが不幸中の幸いです。

こちらがお預かりした状態です。

そしてこちらがメンテナンス後の状態です。見違えるようになりました。

最終テストを終えて完成です。

お客様のお手元に届くのが楽しみな1本です。

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